学会誌JSPEN 論文投稿規定の改訂につきまして
一般社団法人 日本臨床栄養代謝学会
理事長 比企 直樹
編集委員長 鍋谷 圭宏
会員の皆様へ
平素より本会の活動にご理解とご協力を賜り厚く御礼申し上げます。
近年、海外のみならず日本国内においてもオーサーシップ(著者資格)について開示する必要性が高まっております。
これを受けて学会誌JSPENでも、医学雑誌編集者国際委員会(ICMJE)を参考にして投稿規程を改訂し、投稿論文作成に当たって各著者が具体的に貢献した役割を開示する「author contributions報告書」の提出を求めることといたしました。
つきましては2021年9月10日以降に本誌に論文を投稿いただく際は、学会ウェブサイト内のオンライン論文投稿案内ページ、もしくは投稿規程より、「author contributions報告書」をダウンロードいただき、著者全員が自筆署名したうえでご提出いただく必要がございますので、ご注意ください。
医学雑誌編集者国際委員会(ICMJE)におけるオーサーシップ(著者資格)の定義
医学雑誌編集者国際委員会(ICMJE)ではオーサーシップ(著者資格)について、以下の4つの基準をすべて満たす必要があると定義しています。
• 研究の構想またはデザイン、あるいは研究データの取得、解析、または解釈に実質的に貢献した。
• 論文を起草したか、または重要な知的内容について批評的な推敲を行った。
• 出版原稿の最終承認を行った。
• 研究のあらゆる部分について、その正確性または公正性に関する疑義が適切に調査され、解決されることを保証し、研究のすべての側面に対して説明責任を負うことに同意した。
著者として名を挙げられた者は、全員が著者資格の 4 基準すべてを満たす必要があり、著者資格の4基準の一部には該当するがすべては満たしていない研究貢献者は、著者とはせず謝辞の対象とすべきである。
(ICMJE, 2017より引用)
以上