【重要】第36回学術集会(JSPEN2021)開催延期につきまして

 先日、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大状況を鑑み、第36回日本臨床栄養代謝学会学術集会(JSPEN2021)は、2月18・19日に予定しておりましたハイブリット型開催のうち神戸での現地開催部分を完全に中止することと致しました。しかし、この場合には昨年に続き2年間にわたり現地開催がなく、参加者間の交流の場が失われてしまいます。また、今後更なる感染の拡大・継続の懸念もあり、2月では多くの医療者が感染拡大防止活動に多忙を極められていることが予想されます。従って、完全WEB型であっても、2月の学術集会は有意義な開催が危ぶまれる事態となりました。
 そこで、本来2月に実施予定であった現地参加とWEB参加を併用するハイブリッド型開催の機会を改めて求め、会期を2021年7月21・22日に延期した上で、同じ神戸の地でポートピアホテルを中心にJSPEN2021を開催させていただくことを決定いたしました。なお、この延期日程におきましても、開催時の社会状況による完全WEB型への移行も念頭に準備を進めさせていただきます。7月には、COVID-19の終息に一定のめどが立ち、神戸で交流の機会を持てることを願っております。

 今回の延期に伴い、JSPEN2021のプログラムは現在予定されている内容・時間を可能な限り日程のみ移動する予定です。しかし、会場の関係上一部変更が生じる可能性がございます。何卒ご容赦いただけますよう伏してお願い申しあげます。
 今後、早急に会場調整や各種スケジュールの見直しを行い、JSPEN2021の7月開催内容につきまして改めて学術集会ウェブサイトでお知らせするとともに、JSPENのウェブサイトならびにメールなどでも順次ご連絡させていただきます。ぜひ、最新情報をご確認下さい。

 繰り返しになりますが、2月18・19日のJSPEN2021開催は延期されますので、当日には当初予定されていました全てのプログラムは、神戸での現地開催だけでなくWEB上でも2月には開催されません。すでに2月18・19日開催予定での発表データの登録や参加登録は始まっておりますが、こちらは一度クローズさせていただきます。そして、7月開催では参加が難しくなる先生もいらっしゃる可能性を考慮して、発表データや参加の登録など諸手続きの対応を改めてご連絡させていただく予定です。また、2月の開催に向け神戸への旅程を計画されておられる場合には、各自予約者の責任で旅程の中止・キャンセル等を至急お願いいたします。

 会員そして2月18・19日開催に向けて準備をしていただいておりました多くの皆様には、多大なるご迷惑とご心配をおかけしますことを心よりお詫び申し上げます。どうか引き続き皆様のご理解とご支援をいただきたく、何卒宜しくお願い申し上げます。

2021年1月19日
第36回日本臨床栄養代謝学会学術集会
会長 鍋谷 圭宏
千葉県がんセンター 食道・胃腸外科部長 / NSTチェアマン
千葉大学医学部臨床教授